日頃子育てに奮闘するちゅらとくママチームが、“航空券”と“宿”が一緒に予約できる「ホテルパック」を利用し、全国でも有数の温泉地”湯布院”と”別府”を満喫するご褒美旅に行ってきた。
今回の旅は、客室に露天風呂が付いた宿に泊まり、7つの”地獄”が見られる「べっぷ地獄巡り」に訪れたりなど、まさに温泉三昧の3日間。
その時の体験記を、このパッケージツアーの魅力とともにご紹介。
フリープランの魅力
1．航空券と宿が一緒に予約できる
2．時間を気にせずゆっくり寛げる
3．行きたい場所に自由に行ける
4．仲間同士気兼ねなく過ごせる
日本一の高さを誇る「九重“夢”大吊橋」
福岡空港に着いたら、オプションで事前に予約していたレンタカーの手続きを済ませ、「九重“夢”大吊橋」に出発。
空港から車で約1時間30分の距離にあり、宿に向かう道中で寄れるため最初の観光スポットにおすすめだ。
長さ390ｍ・高さ173ｍもある歩道専用として「日本一の高さ」を誇る吊橋で、標高777ｍから望む360度の大パノラマが楽しめるほか、日本の滝百選に選ばれた「震動の滝・雄滝」や「雌滝」が見える。
橋から見える壮大な景色は季節によって変わるため、四季折々の魅力を感じられる。
御宿 八遇来（おんじゅく やぐら）
宿にもこだわった今回の旅は、「予算・宿泊日数・2食付・湯布院・高評価」を条件の下、旅行会社の人と相談し「御宿 八遇来（おんじゅく やぐら）」に決定。
湯布院の街並みが一望できる露天風呂付きの部屋は、好きなタイミングで温泉に入れるため、部屋での時間も楽しみたい人にはピッタリ。
夕食には、新鮮な魚を使ったお造りや焼き物をはじめ、鯛の海老芋蒸し銀餡、ズワイ蟹と五食海藻のセラ寄せなど豪華メニューが勢揃い。
料理と一緒に、大分名物のカボスを使った生絞りサワーと、地ビールを味わいながら過ごす夕飯時はまさに至福の時間だ。
2日目は自由気ままに観光
2日目、身支度を整え宿で朝食を堪能。大分の郷土料理「だんご汁」をメインに、焼き魚や湯豆腐など温かく優しい味わいの料理に舌鼓。
湯布院に行ったら立ち寄りたい「金鱗湖」
湯布院のおすすめ観光スポットとしても有名な「金鱗湖」へ。生憎の曇り空だったが、湖に浮かぶ鳥居や、ほとりにある「天祖神社」や御神木として祀られている大杉が神秘的な雰囲気を作り出し、清らかな気持ちに。
他では見られない！？自然湧出の源泉
「べっぷ地獄巡り」は、大分県別府市にある珍しい形の自然湧出の源泉を巡る観光スポットのひとつで、足湯や地獄プリンなど、各スポットごとにご当地名物を味わい楽しむことができる。
まず1ヶ所目は別府の地獄の中でも最大規模を誇り、目にも鮮やかなコバルトブルーが映える「海地獄」を見学。
5月上旬～11月下旬頃までは、温泉熱を利用し育てた日本一の「大鬼蓮（おおおにばす）」を見ることも。
2ヶ所目は、灰色の熱泥が沸騰する様が坊主頭に似ている事から名付けられた「鬼石坊主地獄」へ。
柑橘類のザボンが浮いている足湯で、一休み。
3ヶ所目は「かまど地獄」。氏神・竈門八幡宮の大祭で、地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名の由来となっている。
かまど地獄で特に気になったのは「飲む温泉」。興味津々で飲み、なんとも言えない味わいだったのが印象的だ。
他にも、のど・肌の保湿効果が期待できる「蒸し湯」体験や「かまど地獄の煙の実演」を見学。最後にご当地名物でもある「地獄ピータン」が味わえたりと、1ヶ所に6つの湯の池があるかまど地獄では様々な楽しみ方ができる。
4ヶ所目に、温泉熱でワニの飼育を行っている「鬼山地獄」、5ヶ所目に熱帯魚やピラルク館、県指定重要文化財などが展示されている「白池地獄」を巡った。
6ヶ所目には、1,300年以上前からある日本最古の天然地獄として有名な「血の池地獄」に訪れた。
この場所の熱泥は、湿疹・やけど・にきび・あかぎれ等の皮膚病に効果が期待できるそうで、戦前から多くの人に利用されており、現在は“血の池軟膏”としてリピーターの多い人気商品も販売されている。
そして最後7ヶ所目は、国指定名勝の1つ「龍巻地獄」。約105度もの熱湯が噴き出し、さえぎる屋根や石垣が無ければ約30メートル程の高さまで飛び出す。
「べっぷ地獄巡り」は全7ヶ所。各スポットごとに距離が異なるため、移動手段にはバスか車がおすすめだ。
自分のイメージで香水が作れる！オリジナル香水作り体験
2日目最後に訪れたのは、宿の方におすすめしてもらった「大分香りの博物館」。香りに関する様々な情報や歴史を紹介しており、日本フレグランス大賞を受賞した香水も展示されている。
また、体験ゾーンでは「調香体験工房」や「アロマルーム」、「匂い袋体験」を実施。
「調香体験工房」で、オリジナルの香水作りを体験。香水に関する簡単な説明を受けた後、第一印象の香りとなるトップノート、核となるミドルノート、残り香となるエンドノートの中から好みの香りをそれぞれ1つずつチョイス。
どんなイメージの香りにしたいか、どの香りを強くしたいかなど、配合を決めたらビーカーにそれぞれの分量をとり調合。
1ミリリットル違うだけで香りの印象が変わるため、少しづつ量を増やし調整。好みの香りに仕上げていく様は、化学の実験をしているような感覚だ。
調香が終わったら、事前に選んだ専用ボトルに移し完成。30分程で作ることができるため、ちょっとした体験を楽しみたい人にはおすすめだ。
旅行最後の夕飯には、贅沢なほど大きく柔らかい肉を使ったしゃぶしゃぶ、焼き魚、刺身が次々と並び、ご馳走で溢れた食卓に思わず笑みがこぼれた。
会話を楽しみながらのんびり食事をし、2日目も満喫。
最終日も露天風呂を満喫
最終日も、朝から部屋にある露天風呂で温泉街ならではの景色を楽しみつつ朝風呂。その後、ゆっくり朝食を食べ荷物を整える。
ギリギリまで部屋で寛いだ後は、宿を後にし近くのカフェに立ち寄り福岡へ。レンタカーを返した後は、福岡空港でお土産を買い搭乗手続きを済ませ、沖縄行きの飛行機に搭乗。
今回の旅行で1番こだわった宿選びも、航空券も全て旅行会社が手配してくれたおかげで、日頃から仕事と子育てで忙しいママでも気軽に旅行を楽しむことができた。
その中で、行きたい所に行ったり、食べたいものを食べたりできるホテルパックは、自由に行動したい個人旅行派の人にもおすすめだ。
【旅行会社】
株式会社 リウボウ旅行サービス
【飛行機】
日本トランスオーシャン航空
【行き先】
沖縄⇔大分（2泊3日）
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