1968年、名古屋市で創業したコメダ珈琲店は、ゆったりくつろげる空間で、名古屋独特の喫茶文化やモーニングサービスを楽しむことができることで有名。現在は国内で約800店舗を展開し、中国・上海や台湾にも店舗を持つ。
2018年8月6日(月)、糸満市兼城にあるサンプラザ糸満内に「コメダ珈琲店」沖縄県内1号店をオープン。
初日から行列で話題となった、創業50年の老舗喫茶店「コメダ珈琲店」の魅力を紹介!
「沖縄糸満店」は、全席禁煙の店内は全部で88席。駐車場も広く、車いすやベビーカーでも十分に入店できるスペースが嬉しい。
■統一された寛ぎの設計
ログハウス調の温かみのある店内は、コメダ珈琲店のこだわる「寛ぎ」を重視した全店舗共通のもの。
ベロア調の赤いソファは、長時間座っていても疲れにくい設計になっていたり、席に座るとちょうど隣の人が見えないような仕切りなど、細やかな気配りが感じられる。
「街のリビングルーム」として、第二の家のようにゆったりと過ごしてほしいという、コメダの思いが込められている。
■無料のモーニングサービス
開店から午前11時までは、好きなドリンクを注文すると焼きたてのトーストが無料でついてくるモーニングサービスを実施。
トーストのおともには、「定番ゆで卵」「手作りたまごペースト」「名古屋名物おぐらあん」が選べる。
沖縄の人に是非試してほしいのは「名古屋名物おぐらあん」と、広報の沖田さん。分厚くてもちもちのトーストに、バターの塩気と上品なおぐらあんの甘さが美味しさをより引き立てる。
■看板メニュー「シロノワール」
ふんわり焼いたデニッシュパンの上にたっぷりのソフトクリームがのった「シロノワール」は、デザート注文数でも不動の人気メニュー。
温かいパンの上で、トロリと溶けるように計算されているソフトクリームと、特製シロップの甘さの絶妙なバランスで、多くの人を魅了。
ソフトクリームが温かいパンの上にのっても、パン生地が64層になっているため、溶けたソフトクリームとのなじみがよい。ボリュームもたっぷりでコスパも抜群。
コーヒー+ミルク+小豆の「小豆小町アイス 葵(あおい)」は、小豆の甘さと珈琲の苦みが楽しめるスイーツドリンク。小豆をすくって食べるのは、まるで沖縄のぜんざいのよう。
本店がある名古屋では、常連客が1日に4回訪れることもあるというコメダ珈琲店は、美味しいコーヒーと食事はもちろん、居心地の良さが抜群。天井が高く、木のぬくもりが感じられる店内は、どことなく安心でき、世代を問わず親しみやすさを覚える。
「コメダ珈琲店」で名古屋の喫茶文化に触れてみてはいかがだろうか。
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