日本ならではの伝統や大自然における極上のおもてなしを追及し続ける「星野リゾート」。誰しも一度は泊まってみたい、憧れのホテルではないだろうか。
星野リゾートが展開する宿泊施設は、圧倒的非日常を味わえる最高級ラグジュアリーリゾート「星のや」、地域に根差したくつろぎの温泉宿「界」、その土地・地域ならではの体験とバラエティ豊かな食事を通して、大人から子供まで快適な滞在を満喫できる「リゾナーレ」といった、大きく3つのブランドに分けられており、国内外45施設(国内42、海外3)を運営している。※2020年7月1日現在
そのうち沖縄は「星のや竹富島」と「西表島ホテル」の2施設だったが、2020年7月新たに「星のや沖縄」と「リゾナーレ小浜島」が加わり、計4施設に。沖縄本島でも宿泊できるようになったのは、県民としても嬉しい限りだ。
今回はちゅらとく価格で利用ができる、沖縄の星野リゾート施設を紹介。星野リゾートならではの「極上のおもてなし」をぜひ体感してほしい。
沖縄本島に初上陸の「星野リゾート」
星のや沖縄(読谷村)
2020年7月1日にオープンした「星のや沖縄」のコンセプトは「グスクの居館」。ホテルの敷地は読谷の美しい海岸線に沿うように広がり、史跡であるグスクからインスピレーションを得て作られた、高さ4.5メートルの「グスクウォール」に囲まれたプライベート空間だ。
客室は全てオーシャンフロント。ホテルの目の前に広がる自然のままの海岸線、畑と庭など施設内に馴染むようデザインされた木々、海に開かれたプールなど、施設内のどこにいても沖縄の自然を感じられる造りとなっている。
24時間季節問わず楽しめるプールは、深さ10センチメートルの浅瀬エリアと、深さ140センメートルのインフィニティプールの2種類。水中に点在する椅子は、ホテル正面に沈む夕日を眺める特等席に。心地よく流れる穏やかな時間をぜひ体感してほしい。
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星野リゾート バンタカフェ(読谷村)
「星のや沖縄」の敷地内にある「星野リゾート バンタカフェ」は、宿泊者以外も利用できる国内最大級の海カフェだ。沖縄の方言で「崖」を意味する「バンタ」の地形を生かし、個性豊かな4つのエリアでお茶やスイーツを楽しむことができる。
エリアを回遊できる道も作られているので、ぜひお気に入りの席を楽しみながら探してほしい。中でもおすすめは、崖から浜辺へ続く散策路に造られた、開放的な「海辺のテラス」。琉球畳をモチーフにした床材の上で、海風を感じながら寝転がることができる贅沢なエリアだ。メニューはマンゴーやハイビスカスなど、沖縄らしい食材を使ったドリンクやフードが充実している。
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離島で過ごす、非日常時間
星のや竹富島(竹富島)
沖縄の「星のや」と言えば、まずは「星のや竹富島」だろう。竹富島の伝統的な景観を崩さぬよう、島内の家と同じように作られた48棟の家々は、まるで島の4つ目の集落のよう。
幸せを呼ぶと言われる南風(ぱいかじ)を迎え入れるため、すべて南向きに造られた客室は、開放感ある寛ぎの空間。縁側で風を感じながらゆんたくするのはもちろん、部屋の真ん中にあるバスタブに浸かることもできる。豊かな自然の音を感じられるプライベート空間で何もしない贅沢を楽しんでほしい。
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星野リゾート リゾナーレ小浜島(小浜島)
星のや沖縄と同じ2020年7月1日にグランドオープンしたばかりの「星野リゾート リゾナーレ小浜島」。八重山では竹富島、西表島に次いで、3施設目となる星野リゾートの宿泊施設で、屋外プールやレストラン、スパ、BOOKS&CAFE、ゴルフ場を併設した、全60室のスイートと広大なビーチを配した小規模プライベートリゾートホテルだ。
ビーチでは、早朝の静かな海に浮かぶ「朝焼け海上ラウンジ」が楽しめる他、シュノーケリングやダイビングなど小浜島の自然を遊び尽くすアクティビティが充実している。ファミリーやグループ旅行におすすめだ。
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星野リゾート 西表島ホテル(西表島)
西表島の北西部に位置する「星野リゾート 西表島ホテル」は、レストランやスパが併設された島唯一の大型リゾートだ。客室は白い壁に映える、南国風のインテリアや調度品をしつらえた居心地の良い空間。ゲストルームに備えつけのデイベッドが、リゾート気分を盛り上げてくれる。
部屋でのんびり過ごすのもいいが、西表島ならではの大自然が楽しめる、充実のアクティビティもぜひ体験してほしい。
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