
沖縄県読谷村に、複合的な文化・情報・学びの施設として「ゆんラボ・未来館」が2025年10月1日(水)にオープンした。
「ゆんラボ・未来館」は、読谷村が整備した総合情報センターの愛称。愛称の由来は、読谷(ゆんたんざ)の「ゆん」と「ラボ(研究・実験・創造)」、そして未来の拠点を意味する「未来館」を組み合わせたもの。
地域の人々が気軽に集い、語り合いながら、新しい学びや発見を生み出す場所であってほしいという願いが込められている。年齢や世代を超えて、誰もが主役になれる場所が「ゆんラボ・未来館」だ。
読谷村立図書館
「村民の家のような図書館」をコンセプトに設計された村立図書館は居心地の良い空間で、なんと年間364日開館(慰霊の日を除く)。
従来の図書貸出はもちろん、地元物産品を中心としたPOP-UPストアやスターバックスコーヒーも併設されている。
学習室
勉強や読書に集中したいときは、「学習室」の利用がおすすめ。他のエリアと区切られているので、静かな環境で過ごすことができる。
座席にはパーテーションも設置されているので、音だけでなく視界も遮られて集中しやすく、自分の作業に没頭できそうだ。
こどもとしょかん
リビングのようなくつろぎ空間や、工作エリア「つくらな~」が入った「こどもとしょかん」もあるので、親子のふれあい時間にもぴったり。多様な利用に応じたエリアが用意されている。
また、読谷村立図書館では多彩なイベントも随時開催。イベントの詳細については、読谷村立図書館のHPで確認できる。
OISTサイエンススタジオ
ゆんラボ・未来館で特に注目すべき機能のひとつが、OIST(沖縄科学技術大学院大学)サイエンススタジオ。OISTとしてはキャンパス外初の常設スペースだ。
科学を身近に感じられるよう工夫が施された体験型施設で、五感を通して科学の不思議や美しさを体感する「エクスプロラトリー・エリア」、実験・ワークショップ形式で科学を体験できる「サイエンス・エリア」、講演会やセミナー、研究者との交流イベントなどを展開が展開される「イベント・エリア」の3つのスペースで構成されている。
現在、OISTサイエンススタジオでは、OISTの研究や取り組みを紹介する展示をはじめ、県内各地のアリを地域と協力して調査する「OKEON美ら森プロジェクト」、読谷村の「石」を科学的な視点から学べるコーナー、VRを使ってやんばるの森を仮想体験できるコーナーなど、多彩なプログラムを展開中。
展示内容は今後も定期的に更新され、さまざまなイベントも開催される予定。最先端科学や地域課題を学びの素材として、知を体験する場となっている。
ローカルマーケット
屋外には、FMよみたんのラジオスタジオ、ふるさと納税ギャラリー、キッチンカーガーデンと、読谷村の魅力をたっぷり味わえるローカルマーケットが広がる。
本も科学も地元の文化も、ぜんぶまとめて楽しめる「ゆんラボ・未来館」。大人も子どもも新しい学びや体験ができ、放課後や休日のおでかけ先にぴったりだ。
◆人気の2食付きや直前割も必見!読谷&北谷エリアのお得な宿泊プランはこちら
ホテル宿泊プランを見る
◆大人気のブッフェも超お得!中部エリアのホテルランチ&ディナープランはこちらホテルレストランプランを見る
◆多彩なプログラムを体験しよう!お得なテーマパーク入園プランはこちら遊び体験プランを見る
◆那覇発着!グルメ・温泉・観光がお得に楽しめる国内・海外ツアーはこちらツアープランを見る

【場所】
ゆんラボ・未来館(読谷村総合情報センター)
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2901番地1
【開館時間】
▼読谷村立図書館
10時~22時
年中無休(慰霊の日を除く)
▼読谷村史編集室
8時30分~17時15分(平日)
▼読谷村青少年センター
8時30分~17時(平日)
【料金】
入館無料
【駐車場】
あり
【問い合わせ】
ゆんラボ・未来館(読谷村総合情報センター)
⇒公式サイトはこちら
読谷村立図書館
⇒公式サイトはこちら
地図を見る