那覇から車で約1時間40分、沖縄本島北部の東海岸に位置する東村は、総面積の70％以上が森林に覆われた自然豊かな地域。

独自に進化した多種多様な動植物も生息していることから国立公園にも指定され、ユネスコの自然世界遺産候補地にもなっている貴重なエリアで、自然体験やアクティビティなどが盛んに行われている。

とくに多くのヒルギが自生する慶佐次川は、県内外からマングローブカヤックを楽しみたい多くの人が訪れる人気スポットだ。

今回はそんな東村で遊べるマングローブカヤックに、おでかけ大好きなちゅらとくスタッフが家族とともに挑戦。美しいフィールドを存分に満喫できる体験の様子と、おすすめポイントや魅力を紹介する。

◆【ちゅらとく限定】1組限定プライベートツアー！ベテランガイドと行くマングローブカヤック体験

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1972年に国の天然記念物に指定された慶佐次湾のヒルギ林は、マングローブが自生する場所として沖縄本島で最大の広さを誇る。その緑あふれるフィールドを一望できる「東村ふれあいヒルギ公園」が今回のスタート地点。


お世話になるのは、マングローブカヤックや森トレッキングを実施している「やんばる案内人　Tida-Smile」さん。ここの魅力はなんといっても”1組限定プライベートツアー”。さらにやんばるが大好きなベテランガイドののっちさんと一緒なので、初心者や子ども連れでも安心。


まずはスマホやタブレットで受付専用のQRコードを読み取り、必要事項を入力。新型コロナウィルス感染症予防対策の一環なのだが、手書きよりも楽々。


代金にはコンパクトなクーラーボックスと、貴重品などを入れられる防水バッグのレンタルも込み。水上でも冷たいドリンクが飲めるのも嬉しい。


受付を終えたら、ツアーに必要な準備を整えよう。ライフジャケットを着たあとは、パドルの操作方法や注意事項などをチェック。


マングローブカヤックツアーへ、いざ出発。今回挑戦するのは、ちゅらとくスタッフのUさんファミリー。子どもたちも初めての体験にわくわく。


カヤックはお尻から先に座るのがコツだそう。立ったまま足から乗るとバランスを崩し濡れてしまうこともあるので、乗る際は慌てず慎重に。


慶佐次川河口から上流に向かって発達したヒルギ林の広さは約10ヘクタール。その広さもさることながら、両サイドにぎっしり根付く植物だちの青々と茂る様子はまるでジャングルに来たような壮大さ。


マングローブとは熱帯や亜熱帯地域の河口など、満潮で海水が満ちてくる場所に生えている植物の相称。ここで見られるヒルギをはじめとする植物や様々な生物たちについて、のっちさんがガイドをしながら紹介してくれる。その際は雑談を楽しみながら水分補給も忘れずに。


折り返し地点で小休憩を終えたら、いよいよツアーも後半。帰りは川幅の狭いコースをクルーズ。両サイドのヒルギたちは頭上まで伸び、トンネルのように覆う。雄大さを感じる前半のコースも良いが、ちょっとした冒険感を演出してくれる光景は、大人でもテンションが上がってしまう。


ツアー中はのっちさんが体験の様子を撮影してくれ、後日にデータをプレゼント。水辺に携帯やカメラを持って行かなくてもいいのと、家族全員が写った写真が貰えるのは嬉しいサービスだ。


東村ふれあいヒルギ公園まで戻ったら、約2時間のツアーは終了。公園にはトイレ以外には設備がないため、「やんばる案内人　Tida-Smile」さんが用意した簡易テントはありがたい。荷物が多くなりやすい女性や、小さな子どものお着換えも、しっかり確保されたスペースで気兼ねなく準備できるのはポイント大。


「やんばる案内人　Tida-Smile」さんのツアーは全て1組限定のプライベートツアーなので、自分たちのペースで楽しめるのが最大の魅力。ガイドを独占できるのはもちろん、体験中の写真も自分たちだけを撮ってもらえるのも、このツアーのいいところ。

マングローブカヤックは1年中楽しめるアクティビティだからこそ、せっかく遊ぶならガイドがしっかり対応してくれるプライベートツアーがおすすめ。ちょっとアクティブに過ごしたい休日は、ぜひこの体験記を参考にしてマングローブカヤックを体験してほしい。


◆【ちゅらとく限定】1組限定プライベートツアー！ベテランガイドと行くマングローブカヤック体験

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