
様々な料理がある中、シェフが一品一品、味・盛り付け・タイミングにこだわった料理を堪能できることから、特別な日の予約にぴったりな「コース料理」。
ホテルの落ち着いた雰囲気の中、見た目も美しい一皿が一品一品提供され、一番おいしいタイミングで料理が味わえるので、記念日や誕生日のお祝いなどカップルや女子会におすすめ。
実はコース料理は、その順番にも意味があるという。
フレンチ料理のコースやイタリア料理のコース、中華料理のコースなど様々なコース料理がある中から、今回はフレンチのフルコース料理とその意味についてご紹介。
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フレンチのフルコース料理の順番とその意味
フレンチのフルコースは出てくる順番、そしてその意味が決まっている。
0.小前菜(アミューズ・ブッシュ)前菜の前にでてくる前菜。前菜の役目は「食欲を駆り立てること」。そのため、量は少なく、色鮮やかな前菜が提供される。
1.前菜(アントレ又はオードブル)スープの前に出される料理。サラダは、血液をアルカリ性にする働きがあり、肉料理には、血液を酸性にする働きがあるため、あらかじめサラダを食べることで、血液のバランスがとれるよう工夫されている。
2.スープスープからがフランス料理の本番。「食べ物」より「飲み物」のほうが口にしやすいという理由からスープ類から始まる。季節によって温かいものや冷たいもの、使用する食材などが工夫され、シェフのこだわりを感じられるポイントでもあるので要チェック。
3.パンこのタイミングで登場するパンの目的は「口の掃除」。
スープによって口全体に広がった雰囲気をパンでリセットする。
4.魚料理(ポワソン)メインとなる魚料理。肉料理より先に出されるのが一般的。
5.氷菓子(ソルベ又はグラニテ)「お口直し」。魚を食べたあとの口の中を、冷たく甘い食べ物でリセットする。
6.肉料理(ヴィヤンドゥ)メインとなる肉料理。食べ方のマナーは、左端から切り分けて食べていくのが一般的。
7.チーズ(フロマージュ)肉料理が終われば、フルコースは終盤に向かう。チーズは二日酔いを緩和させる力があるため、肉料理にあわせてワインをつい飲みすぎても安心だ。
8.フルーツ基本的には甘いデザートは、フルーツから始まる。
洋菓子より、フルーツのほうが甘味が淡泊であることと、甘みが薄いものから食べる方が、より甘味を味わいやすくするため。
9.デザートしっかりした甘みのあるデザートが登場。甘いものは、胃から腸へと押し出す働きを促す。
10.コーヒーコーヒーの目的は「リラックス」と「消化促進」。
カフェインにはリラックス効果があるため、コーヒーを飲みながら同席者との歓談が弾む。
11.プチフール最後に、小さな洋菓子で締めくくり。1口サイズの小さなケーキ類が一般的。

※写真はイメージです
見た目の華やかさだけでなく、身体が喜ぶ順番の考慮や、それぞれの料理をよりおいしく味わうために工夫された流れもコース料理の魅力。
フランス人は、食事に3時間も4時間もかけるという。食事はもちろん会話を楽しむことも食事の一環だと考えているからだ。
コース料理を味わう際は、時間を気にせずに、大切な人との会話と料理を楽しんでみてはいかがだろうか。
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【特集掲載期間】
予約受付期間:2018年6月1日(金)~6月30日(土)
レストラン利用期間:2018年6月2日(土)~7月1日(日)
※事前予約必須。予約時間はプランによって異なります。