
恩納村にある人気リゾートホテル「カフーリゾート フチャク コンド・ホテル」は2016年1月30日(土)、盲導犬を連れた視覚障がい者の団体客の受け入れを行った。
沖縄県内のホテルで13頭もの多くの盲導犬を連れた視覚障がい者の団体客の受け入れを行うのは初めてのこと。受け入れに向け、ホテルの各担当者数名は事前に「沖縄観光バリアフリー・アドバイザー派遣事業」が指導するバリアフリー研修会を受けた。研修会では案内方法や食事の配膳、紹介の仕方などを学んだ。また、宿泊する部屋には、電気のスイッチやシャンプーなどに点字シールを貼ったほか、盲導犬の足を拭くタオルなどを多めに追加するなどの対応を行った。


今回ホテルに訪れたのは九州盲導犬友の会のメンバー16人と盲導犬13匹。観光バスでホテルに到着すると、まずはバスの中でホテルのチェックインを行い、ホテルスタッフに誘導されながら、ロビーから宿泊する部屋へ。部屋の中では、点字で示された部屋の間取り図や食事メニューなどの紹介を受けた。
同ホテルを運営するKPG HOTEL & RESORTは、PR TIMESにて「ハンディキャップを持っているお客様も快適に観光と宿泊を満喫していただけるホテルを目指し、今後もスタッフのスキルアップを行っていく」とコメントしている。
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