
沖縄県民のおでかけを応援するちゅらとくから、マニアックな京都怪談ツアーをご紹介。ただし、このツアーに参加するとひょっとしたら夜に眠れなくなるかもしれない。
1日目は那覇空港から出発。関西空港または伊丹空港へ到着後にそのまま京都へ。16時から京都駅正面にある羅城門前から妖怪タクシーに乗り、約4時間の怪談ツアーがスタートする。車内では怪談会のスタイルのひとつである百物語が流れるというおまけ付きだ。
最初に訪れるところは六道珍皇寺。ここは冥界への入口と言われているところ。「六道」とは地獄道(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の六種の冥界を指す。
人はいずれ生まれ変わり、これら6つの世界のいずれかに入る。六道の分岐点であり、この世のあの世の境「六道の辻」が境内にあるのだ。
(写真)深泥池(みぞろがいけ)
次に心霊スポット好きにはおなじみの深泥池(みぞろがいけ)と清滝トンネルを訪れる。深泥池は貴重な生物がいる一方、平安時代から魔の入口として恐れられてきたという。
清滝トンネルは嵐山から奥の方へ進むと現れる。妙に冷たいトンネル内で、あなたは何かを感じるかもしれない。またトンネル周辺にある「下向きのミラー」にも注目したい。