「繊細で研究熱心。香り高い紅茶を追求する4代目」
名護で60年以上続くお茶の生産、加工をする金川製茶(かにがわ)。自然がまだまだ多く残る名護でうまれ育った比嘉竜一さん(以下比嘉さん)は、2017年に父親の猛さんより代表を引き継いだ4代目だ。昔からお茶が近い存在だった比嘉さんは、静岡に緑茶を学びに出て気づいた事が多かったそう。戻ってきてしばらく緑茶作りをしていたが、紅茶の可能性に魅せられ、6年前より紅茶作りに力を入れる。「頑張っているだけじゃ意味がない。まだまだ知らないことが多いです。」と取材中幾度も口にする比嘉さんの研究熱心で真面目な性格が、奥深い紅茶の美味しさに繋がっている。