「思いはひとつ。島いちごの未来を創造し世界を見据える」
「農業が自分のやりたいことに直結していたんです。」と語る東京出身の野口豪さん(以下野口さん)は大学卒業以来15年間、ずっと農業に携わってきたという。東南アジアに赴任していた時、外から見た日本の農業は世界的に価値のあるものだと気づいた。「日本人の考え方や品質を高く保とうという性質は、実はとても貴重なこと。」そして2016年に設立された「株式会社美らイチゴ」の代表に就任。いちご農園を「会社」という組織で営んでいる。糸満ハウスに続く南城ハウスは7,500平米もの広さを誇り、2020年には農園カフェがオープンした。目標は沖縄のいちごの価値を世界に伝えること。「美らイチゴ」の挑戦が今はじまる。