鹿児県内最大の繁華街「天文館通り」のある鹿児島市は、繁華街で朝まで飲みたい人にぴったりな観光スポット!噴火で知られる桜島へもフェリーで15分で行くことができ、昼間は観光、夜は飲み歩きを楽しみたいという人におすすめのエリアだ。
薩摩藩主島津家の別邸だった場所「仙巌園」
江戸時代初期、薩摩藩主島津家の別邸として築かれた仙巌園。長い間別邸だった場所が、明治の頃に島津家の本邸となったという。当時の部屋やお客を迎え入れた客室、島津直義がほとんどの時間を過ごしたという部屋とそこから見える美しい庭園が再現された貴重な場所。
沖縄では見ることのできない菜の花や梅の花を見ることができるので、歴史と景色の鑑賞を楽しんでみては。
鹿児島県産黒豚を使用したとんかつ「黒かつ亭」でランチタイム♪
旨みを最大限に引き出すよう、いいころ合いに熟成させた鹿児島名物「黒豚」と、サクサク感が楽しめるようにあらめのパン粉を使用したこだわりのとんかつ屋「黒かつ亭 中央駅本店」。使用する油はキャノーラ油とラードがブレンドされており、さっぱりした中にコクのある、女性でも重くない優しい味わいとなっている。
炊き立てを提供するために、毎日少しずつ炊くという鹿児島県産コシヒカリとの相性は抜群!箸が進むこと間違いなしの絶品ランチだ。
市内からフェリーで15分の場所にある「桜島」
鹿児島市にある「桜島フェリー鹿児島港乗船券発売所」から、フェリーでおよそ15分でたどり着く「桜島」。
鹿児島県のシンボルとも言われるこの場所は、以前は島だったが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となった。現在も毎日のように小規模な噴火が続いており、飛行機からも噴火の様子が見えることも。世界的活火山の、この噴煙をみようと訪れる観光客も少なくない。
一面を覆う溶岩原に圧巻!桜島に来たら必ず訪れたい「有村溶岩展望台」
桜島港より車で約20分の場所にある「有村溶岩展望台」。1014年の大噴火によって流れ出た溶岩の上にある観光スポットだ。
到着した瞬間から灰の匂いに包まれた独特の空気や、自然の噴火によってつくり上げられた自然の造形など、桜島でしか見られない光景が広がっている。壮大な景色と溶岩、遊歩道を楽しむだけでなく、桜島の迫力と錦江湾が一望できる展望スポットとしても人気が高い。
壮大な溶岩オブジェのあるフォトスポット「赤水展望広場」
2004年に開催された長渕剛のオールナイトコンサートの会場であった場所の跡地として整備してつくられたスポット「赤水展望広場」。錦江湾をはさんで鹿児島市街地を望む景色の良い場所として多くの観光客が訪れる土地となった。
コンサートを記念してつくられた、桜島の溶岩を使ったモニュメント「叫びの肖像」は迫力満点!空に向かって叫ぶモニュメントは、写真映え間違いなしなので、様々なアングルで写真を撮って楽しんでみては。
鹿児島県内最大級の繁華街「天文館通り」
鹿児島県内最大級の繁華街「天文館通り」。アーケード内には、郷土料理店やおみやげ店をはじめ、カフェやレストランなどが立ち並んでおり、南九州一の繁華街として人気のスポット。沖縄でいう「国際通り」のような存在だ。
昼は食べ歩き、夜は飲み歩きとして楽しむ人が多く、県内の人も天文館通りを飲み歩きスポットとして利用する人が多い。
沖縄県民も馴染の氷菓“白熊”発祥の店「天文館むじゃき本店」
白熊発祥の店「天文館むじゃき本店」。1944年に考案された白熊は、当時は白蜜と赤蜜をかけたシンプルなかき氷だったそう。苺にミルクをかけると美味しかったことからヒントを得て、氷に練乳をかけてみたものの、甘すぎたため改良を重ね、現在のさっぱりしたミルクとなったそうだ。
その後、彩りを加えるためにトッピングを加えた際、上から見るとトッピングが動物の白熊の顔に見えたため、「白熊」と名付けられた。創業から60年以上引き継がれ、今や鹿児島県の特産品となった「白熊」。現在は、定番のミルク味の白熊はもちろん、抹茶や宇治金時、ヨーグルトなど様々なバリエーションを楽しむことができる。
桜島を望む絶景が自慢の“美人の湯”を堪能できる「展望露天温泉 さつま乃湯」
冷たいアイスを食べた後は、温泉で身体を温めるのがおすすめ!市内1おすすめの温泉スポットは、鹿児島市の高台にある城山観光ホテル内の「展望露天温泉 さつま乃湯」。桜島と鹿児島市街地を一望できる場所にあるこの温泉は、宿泊者以外でも利用することができ、温泉だけを楽しみに、県内・外から多くの人が訪れる。
お肌がツルツルになる性質を持った炭酸水素塩泉は、肌を滑らかにし、新陳代謝を促す効果が期待できることから「美肌温泉」「美人の湯」と言われるほどの美容効果。また、脱衣所の洗面スペースはひとつひとつ区切られており、エステサロンに訪れたような気分で温泉を楽しむことができるのも嬉しい。
夜ご飯は「八幡」で鹿児島県産黒豚しゃぶ鍋を堪能!
身体が温まった後は美味しいご飯!鹿児島の夜は、美味しい黒豚しゃぶ鍋が堪能できる「八幡(はちまん)」がおすすめ。県民も大絶賛のこの店は、芸能人や著名人も足しげく通う有名店。(予約は必須)8種類の出汁から選べる黒豚しゃぶ鍋や、オリジナルのたれ、鹿児島県産の食材を使用した20種類以上の郷土料理など、鹿児島グルメを堪能するのに最適な店だ。
口の中でとろけるようなお肉と、好みで選べるこだわりの出汁を、鹿児島名産の焼酎とあわせて味わってみて。
鹿児島県薩摩半島の南端にある指宿市は、砂に埋められる入浴方法「砂蒸し温泉」や、オクラの産地として有名な観光地。夏の時期は公務員がアロハシャツを着用したり、ハイビスカスやブーゲンビレアが咲くことなど、沖縄との共通点が多いのが特徴だ。指宿市には、ちゅらとくおすすめの「指宿白水館」という有名旅館があり、館内で1日を過ごせるほどに充実している。観光はほどほどに、宿で過ごす時間を長くとることをおすすめしたい。
ランチに鹿児島の海鮮が贅沢に盛り付けられた「温たまらん丼」
鹿児島空港や鹿児島市内から、指宿までは車で2時間~かかるこの指宿市。到着したら、まずはランチで腹ごしらえがおすすめ。「温たまらん丼」は、指宿市の砂蒸し温泉を利用した温泉卵で作ったご当地丼。
店舗によって温泉卵以外の具材は様々だが、今回おすすめしたい店は、JR指宿駅前の商店街にある「さつま味」。さつまの郷土料理店として40年以上、地元の人や観光客に愛されてきた店だ。さつま味の温たまらん丼(メニュー名は「板前まかない丼」)には、キビナゴをはじめとした新鮮な海鮮が、贅沢に盛り付けられており、価格も1080円とコスパの高いランチメニューだ。
薩摩半島最南端に突き出る岬「長崎鼻」
薩摩半島最南端にある「長崎鼻」は、白い灯台の先にある青い空と海、開聞岳や屋久島、三島の島影が一望できる展望スポット。日本ロマンチスト協会が展開する「恋する灯台プロジェクト」にて、県内で初めて「恋する灯台」に認定された場所としても知られている。
浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられる、乙姫様を祀った竜宮神社(別名:竜宮鼻)も併設されており、竜宮城をモチーフにつくられた神社は、見た目にも楽しむことができる。
指宿の花々を観賞できる「フラワーパークかごしま」
指宿の花々が観賞できるスポット「フラワーパークかごしま」。36.5ヘクタールもの広大な敷地を有するフラワーパークとして、指宿市の花々をゆっくりと時間をかけて観賞できる場所だ。
園内には、美しい桜や菜の花、チューリップなど、四季折々の花を観賞でき、ハイビスカスやブーゲンビレア、イペーなどの沖縄共通の花も。馴染の花と、普段見られない花が観賞できる貴重なスポット。また、ひらひらと美しく舞う「オオゴマダラ」を見ることができる「蝶の館」も必見!
全国1位を受賞した絶景露天「ヘルシーランド たまて箱温泉」
観光スポット巡りで汗をかいた後、立ち寄ってほしいのが「ヘルシーランド」。露天風呂・砂蒸しのほか、温泉保養館やスイミングスクールなども敷地内に併設された温泉スポットだ。中でも、絶景露天が楽しめる「たまて箱温泉」は、「旅行口コミサイト「Trip Adviser®」にて、“旅好きが選ぶ!日帰りスパ&温泉施設”2017年日帰りスパ部門で全国1位を受賞したお墨付きスポット。
指宿の壮大な自然のパノラマを独り占めできる、最高のロケーションは圧巻!1日中浸かっていたいほどうっとりする景色と、指宿の気温と温泉の温度を感じるひとときは、すべての五感が満たされる。一押しは砂蒸しとセットで体験できるプラン。
“ここに来れば薩摩が分かる”がコンセプトの美術館「薩摩伝承館」
“ここに来れば薩摩が分かる”をコンセプトとし、世界に誇る日本の伝承美と薩摩の歴史や文化の名品、逸品が展示された美術館「薩摩伝承館(さつまでんしょうかん)」。
指宿の旅館「指宿白水館」に併設されており、元々白水館創業者が集めていた美術品を展示し始めたことがきっかけで生まれた美術館なのだそう。幕末、貿易の重要性をよく知り、いち早く外国と接触した薩摩が生み出した数々の美しい美術品は、眺めているだけで優雅な気分に。
鹿児島空港があり、日本で初めて国立公園に指定された霧島連山や、そのふもとから湧き出る温泉にめぐまれた地、霧島。とにかく温泉を堪能したい人や、時間を有効活用したいという人におすすめの観光エリアだ。空港が霧島市内にあるので、2泊3日以上の旅を検討している人は、旅行初日か最終日に訪れるといいだろう。また、指宿と同じく、霧島エリアも観光はほどほどに、旅館でゆったり過ごすことに適した観光地。温泉がさかんなこの土地で、ゆったりのんびり過ごしてみては。
霧島の自然の中でアートを観賞!「野外美術館・霧島アートの森」
霧島の山奥にあり、霧島市が誇る大自然の中、数々のアート作品を観賞できる「野外美術館・霧島アートの森」。広大な園内には、日本を代表する芸術家草間彌生さんをはじめとした、国内外の著名な作家によるユニークな作品23点が展示されている。
それぞれに意味をもつ独創的なアート作品が並ぶ空間は、見ているだけで自身の感性が磨かれていくことを感じられる。また、野外展示物は撮影OKなので、写真撮影を楽しむことも。
“霧島の黒”にこだわる焼肉店「焼肉厨房 わきもと」
1970年創業の、黒豚・黒牛など「霧島の黒尽くし」発祥の店として知られ、純粋な黒豚や黒毛和牛がリーズナブルな価格で味わえるのが人気の「焼肉厨房 わきもと」。
黒豚・黒牛・黒酢を一番おいしい方法で食べさせてくれるとして、テレビや雑誌などメディアにも数多く取り上げられる有名店だ。是非沖縄県民の方に味わって欲しいランチメニュー「焼きすきランチ(2138円)」(ライス・スープ・キムチ・サラダバー・ドリンクバー・卵黄付き)。沖縄ではあまり見ないすきやきスタイルで、贅沢に黒毛和牛を網で焼き、それを卵黄に絡めて食べる瞬間は至福!口の中でとろける黒毛和牛を是非味わってみて。
ふらっと足湯や買い物が楽しめる「霧島温泉市場」
焼肉厨房 わきもと目の前にある「霧島温泉市場」。ここでは、タオル付き・手ぶらで足湯が楽しめるほか、温泉の蒸気でつくられた温泉まんじゅうや温泉卵、特産品・お土産品が販売されている。
霧島で採れた地元農家さんの新鮮野菜や果物など、霧島温泉郷ならではのショッピングを楽しんだり、ランチ後のデザートに温泉まんじゅうを味わいながら足湯に浸かったりと、観光途中の箸休めのような楽しみ方ができる場所だ。
温泉水を集めて流れる珍しい“湯の滝”を眺める「丸尾滝」
高さ23メートル、幅16メートルを誇る滝が流れる「丸尾滝」。ただの滝ではなく、近くの栄之尾温泉、硫黄谷温泉の温泉水を集めて流れる珍しい“湯の滝”として、多くの観光客が訪れる場所。
冬には滝から湯けむりが立ち、秋には紅葉で彩られる、四季折々を楽しめる風情溢れる景色も魅力。また、雨上がりには滝の中に虹が浮かび上がることもあり、自然が織りなす美しさと、迫力満点の風景の写真を撮りに訪れる人も多いスポットだ。
壮大な自然溢れるパワースポット「霧島神宮」
パワースポットとして有名な霧島神宮は、癒しやパワーチャージを求め、遠方からも多くの参拝者が訪れる神宮。敷地内には、樹齢800年の御神木やさざれ石など、神秘的で神々しい雰囲気が醸し出されている。
季節にあわせて咲く桜やつつじ、紅葉など、四季折々の風景と、エネルギーを感じるこの場所は、散策するだけで癒しを得られるスポットといえるだろう。ハカマや着物のレンタルもあるので、友人同士や、カップルで男女ペア和服を身にまとって散策を楽しんでみてはいかがだろう。