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プレミアむん沖縄県産品

サトウキビからできる
ミネラルたっぷりの黒糖

沖縄の代表的な農作物サトウキビ。その絞り汁を煮詰めて作られているのが黒糖である。
読谷村にある「沖縄黒糖」の比嘉さんに、黒糖工場で話を聞いた。

概要
取材場所株式会社 沖縄黒糖 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2822番地の3
入場料無料
県産品

黒糖づくりの歴史

黒糖づくりの歴史:イメージ

サトウキビは沖縄の方言で“ウージ”。もともとの原産地はインドで、そこから東南アジアに広まった。サトウキビから作られる黒糖は、「含蜜糖」と呼ばれ、絞ったキビ汁を煮詰めて糖蜜分を固めたものだ。黒糖づくりは1623年、儀間真常が中国へ人を派遣し、製糖法を学び琉球へ持ちかえらせたのが始まりと言われている。黒糖は、長い歴史を経て、琉球の重要な産業として広まっていった。現在、沿道に続くさとうきび畑は、沖縄ののどかな風景として認知され、さとうきびにまつわる歌や映画も多く存在する。

昔ながらの製造方法で風味豊かな黒糖に

昔ながらの製造方法で風味豊かな黒糖に:イメージ

「沖縄黒糖」の工場では、収穫されたサトウキビを二連式圧搾機という機械にかけ搾っていく。全重量の75%がキビ汁で残りの25%は絞りカス。このキビ汁を煮詰め、アクなど不要なものを取り除きながら飴状になるまで濃縮する。濃縮したキビ汁を鉄板の上に流し込むと、数分間で乾燥し固まる。それを適当な大きさに切ったら黒糖の出来上がりだ。キビ汁の甘さだけにこだわり、添加物は一切使わない。また、甘さやとろみは、手作業で回しながら確認を行う。昔ながらの製造方法を守りながらも、よりコクのある黒糖を追求しているそうだ。

様々な料理や美肌パックで黒糖を楽しむ

様々な料理や美肌パックで黒糖を楽しむ:イメージ

サトウキビの植付けは「春植え」「夏植え」「株出し」の3種類あり、甘みが増す冬場に収穫される。冬場に採れたサトウキビからできる黒糖は、もっとも甘いので、おしるこやケーキなどスイーツを作るのにおすすめだ。お肉料理や煮物との相性も良く、黒糖を入れることでコクのある甘さに仕上げてくれる。また、カルシウムが豊富に含まれている点もうれしい。料理以外にも、とろみがつくまで煮詰め、冷ました黒糖をパックとして活用すると、美白や肌の角質除去などの美容効果があると言われている。

美容・健康効果
黒糖には美容に欠かせないビタミンやミネラルが豊富に含まれている。また、オリゴ糖の一種で、植物に広く含まれているラフィノースという成分は、便秘解消に効果があり、お腹の調子を整えてくれるそうだ。貧血防止の鉄分、骨や歯を作るカルシウムといった体に必要不可欠な成分も含まれているため、日頃使っている砂糖を黒糖に変えてみるのもおすすめ。
関連スポット情報
  • チュフディナチュール

    チュフディナチュール:画像

    良質の自然原料にこだわった無添加石けん&コスメの専門店。タンカンや黒糖、ドラゴンフルーツ、ゴーヤーなど沖縄ならではの素材を使った、肌にやさしい26種の手作り石けん豊かな香りと使い心地の良さ、高い美容効果で人気。

    概 要
    住所沖縄県那覇市安謝2-2-1花城ビル1F
    電話番号098-861-8900
    営業時間9時~17時(土日・祝日11時~17時)
    駐車場無料2台
  • 道のそば

    道のそば:画像

    美ら海水族館近くにある沖縄そばの専門店。黒糖でじっくり煮込んだソーキや三枚肉などはやや褐色がかっており、抜群のコクと旨味がある。店主が研究を重ねたこだわりのスープと相性抜群の麺は、ストレートとちぢれ麺が選べ、その日の気分で楽しめる。

    概 要
    住所沖縄県今帰仁村今泊3934
    電話番号098-056-1678
    定休日月曜
    営業時間11時30分~売切れ次第終了
    駐車場無料20台
  • 沖縄黒糖

    沖縄黒糖:画像

    国際通り沿いの沖縄黒糖専門店。八島黒糖は各島で育まれたさとうきびから作るため、その味、香り、食感、色は個性豊かで、食べ比べを楽しむことができる。茶菓子や料理の隠し味の調味料など豊富な品ぞろえが人気。お土産やプレゼントにも最適。

    概 要
    住所沖縄県那覇市牧志1-3-52 1階
    電話番号098-861-4411
    営業時間8時30分~17時30分
    駐車場

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