伊江島

【島あっちぃ体験 ~伊江島~】本島から約30分の離島で馬と海遊びを楽しむ旅

2017年10月24日 更新

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  • レジャー・体験

この体験記事は平成29年度の島あっちぃ事業の体験記事となります。モニターツアーの内容、助成率や応募人数などの情報は平成29年度の内容となります。島あっちぃの最新情報については、島あっちぃの公式サイトにてご確認下さい。

「島あっちぃ」プロジェクトにて、沖縄の最も北に位置する離島「伊江島」に行ってきました。

島あっちぃとは?

「島の魅力は人の魅力」をテーマに、県内にある離島の歴史や文化、自然、離島の人との交流を楽しむモニターツアー体験。沖縄県に住所を有する方を対象とし、ツアー料金の7割を県が助成するという毎年人気の企画だ。さらに今年度は前回より200名多い3200名が当選予定。

沖縄に住んでいても、まだまだ離島の魅力を知らないという方は多い。今回の「島あっちぃ」は、数ある離島から23離島が参画予定。気になる離島や体験プランをチェックして、お得に離島を楽しもう!

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伊江島はこんな島!


伊江島は沖縄本島の北部「沖縄美ら海水族館」近くの本部港から、フェリーで約30分の場所に位置する離島。

サトウキビや小麦の栽培がさかんな島で、伊江島では主食として受け継がれてきた在来小麦を主食として食す習慣がある。川も湖もないので、水を十分に得ることができず、米の代わりになるものが必要だったそうだ。

お土産には伊江島のサトウキビを使用した「イエラムサンタマリア」(ラム酒)やカラフルな見た目がフォトジェニックな「伊江ソーダ」、伊江島の小麦を使った麦チップス「ケックン」などが人気。

伊江島で島あっちぃ体験<1日目>


■11時30分/伊江港到着


10時30分に本部港へ集合し、乗船手続きを済ませた後11時に出航。伊江港には約30分で到着し、船を降りると観光協会の人が「島あっちぃ」のプレートを持って出迎えてくれた。

その場には、宿泊先のおばぁとおじぃも。挨拶を済ませた後は、早速車で民泊施設に向かった。

■12時/チェックイン後、昼食


民泊にチェックインを済ませ、おばぁが昼食の準備に取り掛かる。今回泊まった宿は、修学旅行生がよく民泊に訪れるそうで、おばぁ・おじぃへのメッセージが家中に飾られていた。

「また帰ってくるね」「長生きしてね」「とても素敵な思い出をありがとう」など、心温まるメッセージが敷き詰められており、ただ泊まるだけの宿ではなく、人々の思い出や出会い・経験が宿る宿なのだ、と「民泊」の価値を感じた。

お昼の支度をするおばぁが、「お昼ごはんが完成する前に、伊江島のおつまみを良かったら食べてね」と、あらかじめ用意されていたおつまみを出してくれた。


伊江島の麦を使った麦天ぷらやカツオで味付けされたゴボウ、伊江島のにんじんを使用したもちもちのゴマ団子など、美味しくてパクパク食べてしまうものばかり。これだけでもお腹がいっぱいになりそうだ。

メインの昼食には、伊江島で採れた魚や貝などを使用した定食が登場。


島で採れた食材を使ったおばぁお手製の料理を味わうことができるのは、島あっちぃの魅力と言えるだろう。他の参加者やおばぁ・おじぃとの会話を楽しみながらの食事は一段と美味しく感じられた。

■13時30分/馬と海遊び体験


腹ごしらえを済ませたら、次は「伊江島ビーチサイドホースパーク」へ。着替えを済ませると、伊江島の美しい海に馬と一緒に入り、海遊びを楽しむことができる。

この日は3人での体験だったが、3人の場合、1人は馬に乗り、2人は馬のしっぽにつかまって海の散歩を満喫する。


馬に乗っているときは美しい空と海を眺めながら、馬の気持ちよい手触りと爽快感を感じることができ、しっぽにつかまっているときは海の気持ちよさと、柔らかく揺れる海の流れに身を任せる心地よさを感じられる。

馬がとてもかわいいので、馬を見たり触るだけの時間も癒されるひととき。


すべての馬に名前が付けられており、名前を覚えたころにはホースパークを去るのが名残惜しくなる。

ビーチもとても綺麗なので、馬との海遊びが終わった後に、シュノーケルを楽しむのもおすすめだ。

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■19時30分/伊江ビーチでバーベキュー&地元交流会


馬遊びを楽しんだ後は、伊江ビーチへ移動し、地元の人たちと一緒にバーベキュー。初めて訪れる離島でのビーチパーティーは格別で、陽が沈んでいく海の美しさを眺めながら、地元の人たちとの会話や馬遊びの感想、伊江島に移住した人の思い出話で盛り上がる。

夜になると満天の星が広がり、ビーチからみんなで星を眺めながら、島あっちぃ1日目を締めくくる。

伊江島で島あっちぃ体験<2日目>


■朝食


朝ごはんの時間は前日に何時が良いか尋ねられる。2日目は15時までフリータイムとなっているので、フリータイムに何をするかで朝食時間を調整できるのが嬉しい。

この日は朝食を8時にお願いした。朝食には伊江島の小麦を使ったピザが焼き上げられ、もちもちした小麦の食感と具だくさんのピザは、おかずパンの感覚で食べられるので、朝食にぴったり。

伊江島のフルーツや、フルーツを使用したスムージー、ゆし豆腐のスープなど、身体に嬉しいメニューが並び、朝からお腹いっぱいに。


朝ごはんを食べた後は、フリータイム。お腹を満たしたところで、早速伊江島の人気観光スポット「伊江島タッチュー」へ。

伊江島タッチューは、島の人は「城山(ぐすくやま)」や「城(ぐすく)」と呼ぶそうで、高さ172mの独特な形をした伊江島のシンボルとも言える存在。伊江島に訪れた際は、是非行ってみて欲しいスポットだ。


【場所】沖縄県国頭郡伊江村東江上付近

【営業時間】終日

【定休日】なし

■16時30分/伊江港出発


自由時間を思う存分満喫した後は、15時に伊江港ターミナル複合施設「はにくすに」セミナールームに集合し、振り返り会を行う。

簡単なアンケートに記入して、島での思い出を振り返りながら、島あっちぃを終え、お世話になったおばぁ・おじぃに挨拶をして、船に乗り込む。

最後は島で出会った人たちが見送りに来てくれ、名残惜しさを感じながら手を振りあってお別れをする。「島あっちぃ」は、観光の思い出だけでなく、伊江島と聞くと“あの人”を思い出させてくれる、人と人を繋ぐ企画なのだと思った。

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