2016年5月13日（金）、東京・渋谷で行われたアントナン・カーレム協会主催の「第2回エクレアコンテスト」で、沖縄県中部の金武町にある洋菓子店「オキナワ　フュージョン　パティスリー　モンクレア」のパティシェが作ったエクレア「ヴォーグ　VOGUE」がグランプリを受賞した。



主催は、フランス料理の基礎を築いた「シェフの帝王」と呼ばれるアントナン・カーレム（1783～1833）にちなんで設立された「日本アントナン・カーレム協会」。

コンテストには「エクレアとチョコレート」をテーマに全国から24人のパティシェが参加。その中で見事、金武町にある「オキナワ　フュージョン　パティスリー　モンクレア」のオーナー兼パティシェの安富祖光将（あふそ　てるまさ）さんがグランプリを獲得。

安富祖さんの父親が育てた金武町産の無農薬小麦をシュー生地に使い、自家製プラリネ入りヘーゼルナッツサブレを入れ、マダガスカルバニラ、タヒチバニラの香りを生クリームに一晩抽出させ泡立てたクリーム。ショコラクリームとフランボワーズコンポートなど、美味しさにとことんこだわり、試行錯誤のうえ、完成させた。

「流行に敏感で、おしゃれで洗練された女性」をイメージしたというエクレアは、受賞した作品の一部を改良し、価格を抑えて店頭で販売中。イートインコーナーもあり、ティーやコーヒーなどと一緒にお店で楽しむこともできる。



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建物は、白とパステルグリーンの建物に苺かちょこんとのっている。水タンクを苺に見立てたのは、オーナーの安富祖さんの遊び心が感じられる。